星辻神社 だるま祭り
初めてのだるま祭り。
開催期間中に雨が降ると、火伏せになるのだとか。
毎年必ず雨が降っているイメージ。
お参りしてだるまさんを購入。
小さくて可愛らしいだるまさん。
これからよろしく。
それにしても、春になると北国の人間でる私は、
とってもわかりやすくウキウキしちゃいます。
気温が10度を超えたらどこまでも歩いていけそうな気分になっちゃう。
さ、どんどん出かけよう。
仲小路コーヒー&ワイン
秋田駅前にあるお気に入りのcafe
真っ赤なエスプレッソマシンにシンプルな店内
冬場は厳しいが、テラス席が私の定位置
この日は吹雪で極寒
温かくほっこりしたものを欲していて
ヘーゼルナッツラテをオーダー
優しい甘さで美味
ヘーゼルナッツの香りが心地良し
スイーツも結構充実していて
ケーキやスコーン、パンなんかもあったかな
こちらはワインやおつまみもいただくことができて、
煮込みと一緒に赤ワインが最高
アヒージョも最高
夏場はテラス席でこの組み合わせがおすすめ
秋田駅周辺は、ゆっくりできるcafeがなかなかないけれど、
こちらは比較的大人のお客様が多くて
貴重な場所
ランチもおすすめのようだから、
今度は狙ってみよう
efish
鴨川沿いにあるおしゃれなcafe、efish。
元Appleのデザイナーさんがオーナーなのだとか。
初めての訪問は数年前。
夏の暑い日だった。
汗をたっぷりかきながら、まだ足を踏み入れたことのないエリアをさまよった。
地図上では、鴨川沿いにわかりやすーく存在しております、とは書いていないが、
素人でも方向音痴でも問題なくたどり着けそうな様子。
が、歩けど歩けどそれっぽいおしゃれcafeは現れず、
ここもおいしそうだなー、のど乾いたなーと何度も諦めそうになりながらそれでも進んだ。
木屋町通りを五条大橋に向かってただまっすぐ歩くだけだというのに、暑さは方向音痴をさらにパワーアップさせたのだ。
もう少し行ってたどり着けなければ、諦めよう。
そんなことを口にし始めた頃、突如うっすら看板が見えた。
インスタで何度も見た、お魚の看板だ。
はい、おしゃれ。
店内には大きな黒板や、スーツケースがいくつも並べられて。
デザイナーズのソファやテーブルがたくさん。
欧米人多め。
昼間っからアルコール率高め。
こんなに暑いんだからビールくらいで騒ぐなよ、的なかっこいい欧米人多め。
最高のオサレcafeだ。
お席は、大きな窓から鴨川が綺麗にみえるお席へ。
汗だくの身体に風がとても気持ちよかった。
私がオーダーしたのはオクラとお豆のカレー(不確か)と、アイスコーヒー。
カレーはお豆たっぷり、オクラたっぷりのやさしいお味。
辛くなないけれど深みがあって、これはきっとみんな好き。
綺麗な赤紫の付け合わせも、爽やかで良いアクセントに。
お腹も空いていたので、ペロリと完食。
アイスコーヒーはアメリカーノのような味わい。
これと行った特徴はないけれど、スッキリともたれない。
あれ?アルコールどした?
いや、本当は飲もうと思いましたよ。
友人もすすめてくれたし。
しかし、このあと名だたる神社仏閣をめぐり、名だたる神様や仏様にお会いするのかと思うと。
そんなほろ酔いでなんて失礼だよな、なんて日本人魂大発揮。
次はお酒もいただきたい。
夕方から夜にかけての鴨川は、それはそれは美しいことだろう。
http://www.shinproducts.com/efish/index.php
八坂神社
数年前、厄祓いをしたのがこの八坂神社。
私の地元では中学の同級生が集合し、町の神社で合同厄祓いをするのが恒例になっている。
が、仕事の都合で参加することができなかったのだ。
なら、お気に入りの京都で、しかも大好きな八坂神社で厄祓いたかった。
別名を『祇園さん』とも言われるこちらは、京都観光では外せない場所。
祇園を歩いていると正面に見えるし、美しい朱色の西楼門には、おそろしいほどの人々が吸い込まれて行く。
みんな笑顔でポーズを決め、門をバックに撮影会。
その横を、申し訳なそうに階段を上がる私。
また京都に来たんだなぁとうれしくなりながら。
特に予約はしていなかった。
当日は少しドキドキしていたが、大丈夫、午前中の早いうちに行こう、くらいのものだった。
早めに行ったつもりだったが、境内は修学旅行生や観光客でいっぱいだった。
厄祓いの申し込みを終わらせた頃には、さらに人は増えていた。
本殿で説明を受け、程なくお祓いは始まった。
そう、たくさんの人々の前で。
たくさんの視線が痛かった。
そこまでは考えていなかったのだ。
まさか、修学旅行生や観光客のみなさんの目の前で行われるとは。
ものすごく長い時間だったように感じたが、そうでもなかったのかもしれない。
目の前のことに集中し、なるべく心を無にすることに必死になったが、それはちょっと無理があった。
実際には良い経験になったし、気持ちは驚くほど晴れた。
最近では同じ境内にある『美御前社』に、若い女性の参拝客がたくさん。
どうやら美の神様のようだ。
私も参拝した方が良さそうではあるが、今のところはまだ。
次は参拝しようかな。
手遅れか?
ほっぺ真っ赤女子とバレンタインデー
今週のお題「バレンタインデー」
はじめてのバレンタインデーは、小学2年のこと。
頭が良くてスポーツ万能、おまけに笑いも取れる天然パーマの男の子。
を好きになった、
太めで真っ赤なほっぺの私。
そんな私に気づいた祖母は、
毎月通っていた耳鼻咽喉科の帰りにこう言った。
来週は、大好きな人にチョコをあげるんだよ。
実は知っていた。
クラスの目立つ女子たちが、誰にあげるとかあげないとか話していたから。
正直、チョコって。。。と冷めきっていたほっぺ真っ赤女子の私。
でも目立つリーダー的女子は言っていた。
先生にもあげるんだ!と。
そうなると話は違う。チョコをくれた子とくれなかった子は、先生(女性)にとって同じだろうか。
そんなことを考えて、少しだけ不安になっていた。
母を亡くし祖父母に育てられた私は、祖母にチョコのことを言えずにいたのだ。
別に好きな子にあげたかったのではない。
私も、先生にチョコをあげる子の仲間入りをしたかったのだ。
大好きな人っていうか、先生にチョコあげたい。
祖母にそう言った。
祖母は快くチョコを買ってくれた。
病院の売店で。
好きな子、先生、弟、祖父の分。
計4つ。
どんなチョコだったのかはもう覚えていない。
買ってもらったチョコは、無事に先生の手に渡った。なんてことなく。何もなかったかのように。いとも簡単に。想いとはうらはらに。
チョコを持ってきた子が一列に並んで、教壇に順番に置く。
先生は、くれた子もくれなかった子も同じだって顔をしていた。
ありがとうと、ただ微笑んでいた。
なんだかよくわらず、え?え?となっていたほっぺ真っ赤女子も、
チョコを置いてありがとうと微笑まれ、はい次の人。。。状態。
大人になった今も、同じような場面は良くある。
その度私は、このはじめてのバレンタインデーを思い出して、切なくなる。
ちなみに、天然パーマのクラスの人気者男子には、うまく渡せなかった。
タイミングがつかめず、目立つ女子たちがキャーキャーと渡しているのを眺め、いつまでもチョコはランドセルの中だった。
そんな私に人気者男子は言った。
おまえはチョコもってきてないの?
と。
私は言った。
余ったのがあるからあげようか?
と。
あーあ。残念なほっぺ真っ赤女子。
こんな残念ぷりもいまだ健在。
そんな人生だ。
人間はそんな簡単には変わらないものですね。
これを書きながら、何一つ変わっていない自分に気づきました。
今年のバレンタインデーはどうかな。
おはぎの丹波屋
みそだんご。
もう絶品。
これ食べるために京都に行っていると言っても過言ではない。
大阪、京都、兵庫と関西ではおなじみのお店のようだが、
私は京都南座前店がご贔屓。
もうね、漂ってるの。
そこいら中におみそが焼ける香ばしい香りが。
お昼ご飯をたらふく食べたばかりだって、
実はこれから超高級料亭に行くんだーってときだって、
この香りを嗅いでしまったら食べないわけにはいかないの。
店先ではさ、元気なおばちゃんが次から次へとおだんごを焼いて、
香りにつられた国際色豊かなお客さんたちにテンポ良く手渡す。
アツアツのおだんごは、勢いよくその場でお口に投入。
香ばしく焼けたみそダレたっぷり、甘辛くて、柔らかくてそりゃもう最高。
もちろん歯はいらない。
けっこうな大きさだが、もう1本いっちゃおうかな、といつも本気で迷う。
迷うだけではなく、いっちゃう。
おいしすぎるみそだんごをほおばりながら、祇園の街をお散歩なんてステキですよ。
あ、口のまわりについたみそダレに注意ね。
清水寺のススメ
京都大好きな私が、毎回毎回足を運ぶのが清水寺。
もう何度目かは忘れた。
初めての京都は、ありきたりだけれど修学旅行で、高校2年のころ。
いろいろ大変だった高校3年の年を除いて、おそらく毎年京都に旅している。
いや、毎年ではないかも。
その度に清水寺に行っているのだから、もうかなりのベテラン。
二年坂だって三年坂だって、何度も何度も歩いたし、
あの鮮やかな朱色の仁王門だって何度もくぐった。
季節ごとに絵柄の違う入場券を手に、清水の舞台にだって何度も立った。(ここ2回?3回?は修復工事のため立っていないが。。。)
それでも行くのだ。
清水寺へ。
清水の舞台から観る京都は美しい。
長い長い参道を上がりきった心地いい達成感が、より景色を美しくする。
たいていはガスっているお昼間も、真っ赤に焼けた夕方も、幻想的にライトアップされた夜間も、みんなみんな気持ちが良い。
景色を堪能したらお線香を立て、 観音様に手を合わせる。
初めての祈りは、祖父母の健康だった。
祖父母に育てられた私にとって、祖父母はすべてだったから。
いつまでもいつまでも元気でいて欲しかったから。
それから毎回、清水の観音様には家族の健康を祈っている。
祖父母はもういないが、大切な人の健康を祈っている。
お参りの後は、これも恒例の地主神社へ。
地主神社についてはまたあとで。
そして、音羽の瀧へ。
修学旅行生や外国人観光客にあまりにの人気で、あの行列には個人的にハードルが高い。
この瀧は三股に分かれており、向かって右から『延命長寿』『恋愛成就』『学業成就』
まだ私が若かった頃、『恋愛成就』に手をのばした経験あり。
最後に、ここが重要。
清水といえば舞台。
この舞台は『懸造り』という日本古来の伝統工法で造られているそう。
断崖に建つ木造建築でありながら、釘を一本も使っていないのだとか。
格子状に組まれた木材が、何百年という月日を支え、災害を耐え抜いているなんて。
古の人々がどんな想いでこの舞台を造ったのか。この舞台をみるといつも考えさせられる。
何度も訪れ、ルーチンのようになっている清水寺だが、
私にとっては大切な場所。
参道でおいしいものやステキなお土産を買い、汗をかいて景色を眺め、静かに祈り、古の人に想いを馳せる。
きっとまた次も行くだろうな。